Field message

松茸が採れていた さざなみの森。

松茸の季節です。もうあなたの口に入りましたか?

めずらしいきのこで高価なもの、なかなかそんな機会はやってきません。

そんな松茸が、開園当初、さざなみの森で採れていたのです!って。驚きました。


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もともとこの園庭は、赤松林のこんもりした森でした。
この土地ならではの傾斜や起伏を利用して子どもの遊ぶ場所になれば…と約30年前
園長がこの場所を選び地形を崩さない形で園舎を建てました。


もちろん先代の園長先生はじめ、創設者があってこそですが、
園長の建築的感覚が開園当初からさざなみにとって要だったのだなと
最近つくづく思わされるエピソードがあります。


そんな松茸収穫ができたのも、開園して二年だけ。その後は、私達にんげんの力が自然のなかに入って行ったため、そして赤松も周辺と同じく松枯れしていき、今では園庭に残る松の木も本当にわずか。そんなこの場所を、今 森再生化計画があります。手を入れた自然に、もう少しだけ人間ばかりの都合を押し付けず、耳をすませ、体を澄ませ、共存することができないか 挑戦していきたいと思っています。


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数年前から園長が発信してから(森化計画を)、少しずつではありますが、まわりの協力やわたしたちスタッフの意識も本当に少しずつですがそちらに傾いています。