さざなみの環境


森や池、田んぼに囲まれた自然豊かな環境に三つの園舎が建っています

園庭を囲むように、光の棟、響きの棟、風の棟と三つの園舎があります。子どもたちはそれぞれの空間のなかで年齢ごと各お部屋で過ごします。子どもたちが遊び込める環境づくりを日々工夫しながら研究しています。光の棟(赤い屋根の棟)はもうすぐ改修工事に入ります。新しくなって来春4月より生まれ変わります。一番古くからある大切な園舎の生まれ変わりです。工事期間も子どもたちといつもにはない臨時感を楽しみながら変化を見守りたいと思います。手を加えてメンテナンスしていくことで、この場所を大事にしつつ、より活動しやすい部屋づくり空間づくりを目指しています。



木に包まれたすくすくホール

入園式、卒園式をはじめみんなで集まる場所として使っています。天井も高いので、とても音の響きもいいです。時にはコンサートや催しごとにも活躍します。地域の方にも開放し、さまざまな集いのできるホールになればと思っています。



たくさんの木に囲まれた風の抜ける園庭

春から夏にかけて、さざなみの園庭は緑であふれます。木漏れ日のなか遊ぶ子どもたちは自然と同調して輝きを増すようです。一年を通して季節それぞれの変化を見せます。子どもたちの遊びもどんどん変化していきます。モグラのようにあっちからこっちからのぞくわんぱくな顔。女の子も外で遊ぶのが大好きです。園庭にはたくましさや野生の力を呼び覚ます遊びと、自然の神秘的な一面と重なり小さく波紋のようにひろがる遊びが賑わっています。



自然の中にさざなみはあります

設立にあたりいくつかの候補地からここを選んだこの場所にはいろんな可能性が秘められています。地域の方々と一緒になってこの美しい風景を大切にしていきたいと思っています。子どもたちとも日常のなかで近くの山や池のほとり、田んぼのあぜ道と散歩しながら、季節ごとの楽しみを満喫させてもらっています。風の棟より見下ろせる田んぼで、お米づくりにも参加しています。それもこれも農家の方のお力添えあってこそのこと。秋に収穫した新米を羽釜で炊いて食べるおにぎりはなによりもおいしいごちそうです。



幼稚園は農家と里山と田んぼ、そして森に囲まれて建っています。地域に守られて存在できていることを実感します。市街地よりすこし外れたこの場所へはすこし交通の不便もあるかもしれません。それでもここにはたくさんの訪れるべき、過ごすべき理由があり、そしてその理由は言葉にするよりじんわりここにいてわかるというような不確かで確かなるものがあります。駐車場は広く完備しております。ご利用ください。遠方よりお越しの方にもほっと一息できるようなそんな笑顔とおもてなしができたらと思っています。いろんな人たちとの交流の場になりますように!